2/26 内閣委員会に対するご意見
中山よしかつの「ジェンダーフリー」表現に対する質疑について、さまざまなご意見を頂きまして、
本当にありがとうございました。ご意見の中からひとつ選んで下記に掲載させて頂きました。
<参照ページ>
● 2004/2/26 内閣委員会 (質疑全文、映像)
● 2004/2/27 「ジェンダーフリー」表現に対する質疑 ― 産経新聞に掲載
2004年6月10日に代表にお寄せいただいたご意見
民主党代表 岡田克也様
7月の参議院議員選挙も迫ってまいりました。私たちは、1995年北京で開催された第4回世界女性会議において日本政府に対するロピー活動を契機に、あらゆる差別をなくし、真の男女平等の実現を求めて政策提言を中心とした活動を全国各地ですすめてきました。その立場から、民主党が2003年の衆議院議員選挙に際して発表なさったマニフェストに男女共同参画の推進を優先課題の1つに掲げられていることを高く評価しております。
しかしながら、2004年2月26日、議員連盟「教育基本法改正促進委員会」の副委員長、中山義活議員の衆議院内閣委員会における以下のような発言や東京都議にみられる男女共同参画政策の推進を阻害するような言動は、民主党の公約と明らかに真っ向から対立・矛盾するものであり、公約違反ではないでしょうか。
このような男女共同参画政策とは相容れない発言が、公的な場で、しかも堂々となされることを党として暗黙のうちに認め、貴党が重大な問題と受け止めていないならば、わたしたち有権者は公約を信頼できなくなります。また、男女共同参画政策への攻撃と憲法・教育基本法改悪の一体化した、このような動きに対して大きな危惧を抱いています。
男女共同参画の推進を公約として掲げる政党として、このような発言を看過することなく、党を構成する一人ひとりの議員がマニフェストの内容を正確に理解し、それを実行していくために、マニフェストを議員全員に徹底させることは政党の代表をはじめ政党の役員の責任です。今後、このような問題が、再び起こるならば、これは代表自身の政治責任が問われる問題であるだけでなく、貴党にたいする有権者の信頼感を著しく損ねるものとなります。
来る参議院議員選挙に際して、早急に候補者を初め全党員に公約の内容を徹底するように取りはかられることを切に要望するものです。参考までに同議員の発言の一部を掲載いたします。
「男らしさ、女らしさ、これがなくなってくる、これはお国のためにも大変問題がある。」「もし日本人が男らしくなくて、へなへなしていたら、この国は守れませんよ。」「男らしさ、女らしさがあんまり発揮できなくなってきたのは、こういう教育が浸透してきた結果ではありませんか」「日本人がもっと男らしさ、武士道、こういうものを表に出して、日本のアイディンティー、歴史観、国家観。自分の地域は自分で守る、特に家族は自分が守っていく。そしてまた、夫婦は相和し、なんか教育勅語みたいになりますが、こういうアイディンティーがなくなることに私は危惧をもつわけです。」
上記に対する、中山よしかつからの返信
- 何時、どこで、私が党のマニフェストで掲げている男女協同参画と相容れない発言があったのか理解に苦しむ。
- たしかに、私は、一部フェミニスト達が云う、いわゆるジェンダーフリーなる言葉に異論を唱え、男女共同参画政策とジェンダーフリーの目指すものは明確に異なることを政府に確認をさせていただいた。
- その際の福田前官房長官の答弁により、男らしさ、女らしさを否定する立場がジェンダーフリーの考え方であり、男女共同参画政策はそのようなものではないとの確認を得たところである。(詳しくは同ホームページ上にある16.2.26の議事録を参照)
- このような私の政治的な発言がわが党の掲げる男女協同参画と相容れないものなどとは考えていない。むしろ、ジェンダーフリーなどという一般的でない抽象的で奇妙な英語を、多くの現実的な問題の解決を迫られている男女共同参画政策に持ち込むことによる弊害のほうを危惧する。
- したがって、このたび民主党が6月24日に発表した「民主党政策INDEX2004」に、相変わらず明確な定義がなされないままジェンダーフリーという言葉が一部使用されたことについては大いに遺憾であり削除撤回を求めていくことにしたい。
- 最後に、わたしは党の公約とは「特定の思想」に規制されるべきものではないと信じることから、あえてジェンダーフリーとう言葉を使いたがる人たちの背景にある思想的思惑を見定め、明らかにしていく必要があると考えている。
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以上