2000年12月1日
貸し渋り対策融資制度ブローカー問題追求
ブローカー問題追求
先の臨時国会において、民主党中山よしかつは2度の委員会にわたり、中小企業にたいして作られた貸し渋り対策制度を悪用するという悪質極まりない事件について通産大臣聞いた。
金融機関の貸し渋り対策の融資制度が悪用された今回の事件は、中小企業が厳しい状況下にある東京が主な舞台とされた。悪用されたのは「中小企業金融安定化特別保証制度」などの融資。逮捕された議員や秘書、ブローカーは申請書類を偽るなどの不正受給の手助けや出資法で定められた上限(融資額の五%)を超える二五%の仲介手数料を取っていた疑いがもたれている。
中山よしかつ理事(商工委員会)はこの問題について「この制度は先の中小企業国会とまで言われた国会で目玉とされた政策。それが悪用されたとなれば通産省にも責任がある。」と通産大臣を質した。
また「KSDの事件では、入会パンフレットが金融機関のカウンターに並んでいたという。KSDの勧誘を金融機関が行っていたならば弱者である中小零細企業の経営者は断りきれない。
また政治家がなんらかのかたちでKSDから資金を受け取っていたならば、政治家が中小企業を食い物にしていたことになる。
早急に事実関係を調査しこの商工委員会で追求すべきだ」と厳しく大臣と経済企画庁長官を質した。
委員会終了後、中山よしかつ理事は「制度融資の件もKSDの事件も背景には、銀行の貸し渋りに苦しむ都市部の中小零細企業の危機的な現状が横たわっている。その弱みにつけ込んだ卑劣きわまりない犯罪に議員がその職権や権威を使って関わっていたならば、道義的にも法的にも厳しい報いを受けるべきだ」と憤りを隠さぬ口調で語った。