2000年12月01日
都議会民主党 都政報告
福祉切り捨て御免は、ゴメンだ
東京都は、財政再建推進プランによって、シルバーパスなどの福祉施策も見直しの対象とするなど、都は厳しい福祉施策の見直しに着手しました。
それを受け都議会民主党は、慎重に議論を重ねた結果、当初見直し案に対し、再検討を求めました。
石原知事も私たちの要求を受け、一二年度の予算案のなかで以下のような改善案を示しました。
◎シルバーパスは、無料パスの交付事務費として年額六千円の一部負担を示していたが、年額千円に減額された。
◎老人福祉手当や老人医療費助成は、それぞれ経過措置を設けた。
◎在宅サービスの充実や健康づくりの推進のために区市町村への包括補助制度を創設し、二百二十八億円(特養ホーム経営支援百億を含む)を予算化した。
◎重症心身障害児手当は、所得制限(扶養三人の例で年収六百三十五万円)を導入していたが、対象外となる人については三年間の経過措置を設けた。
◎心身障害者医療費助成は、所得制限を引き下げるとともに一部負担(老人保健制度に準拠)を導入する案を示していたが、低所得者(住民税非課税)に対しては、本人負担なし(入院時の食事代を除く)とした。
◎乳幼児医療費助成は、一部負担(同上)を導入する案を示していたが、本人負担なし(同上)としたまま、逆に対象年齢を四歳から五歳に引き上げた。
◎総論
障害者の場合は、ある日突然、本人やその家族に降りかかり、経済的な負担、精神的な負担も大変大きいものがあります。障害者に対する在宅サービスについても、厳しすぎると判断し、反対しました。また、見直しに至るまでのプロセスが不十分だった点も残念です。それまで石原知事は一切福祉の見直しには発言せず、外形標準課税の喧噪のなかで、見直しが決定されてしまった感は否めません。