2003年
いまこそ「借換資金」を提供すべき
先頃、不良債権処理を優先させたために、UFJは二兆五二〇〇億円、あさひ銀行は一兆四三〇〇億円もの貸し渋りを行い、金融庁から業務改善命令を受けました。
今、本当に必要な政策とは、不良債権処理よりも、中小企業の救済でありことがあらためて明らかになったといえます。
例えば、保証協会を活用した「長期借換資金」を中小企業に対し提供するような制度融資の確立。これにより中小企業は、まずは一息つくことで、本業を立て直し、商売を続けて行くことが可能となるはずです。次に減税です。例えそれが時限的なものでも消費を喚起します。私の考えでは、いまの不況を打開するためには、何を置いても内需を拡大する必要があるのです。
その意味でも、この度の小泉内閣の増税案は、歴史に学ぶことをしらない愚策以外のなにものでもありません。